できるだけ長く使いたい!給湯器が故障する原因や壊れやすい箇所ってどこ?

2017/12/08

 

温かくて身体の芯まで温まるお風呂ですが、「給湯器」がなければ実現できない極楽ですし、シャワーでさえ浴びられなくなってしまいます。

お休みの日や長期休暇、それに年末年始といった時に、急に給湯器が壊れてしまうと本当に焦りますし、どうしたら良いかと不安になってしまいます。

とはいえ、私たちの生活に馴染み溶け込む給湯器は何か異常が起きていても気付かないことが多いですし、「壊れて使えなくなるのが本当に突然・・・」ということが多いのです。

だからこそ覚えておきたいのが、「故障する原因」や「給湯器の壊れやすい箇所」についてです。このような点を事前に知っておくだけでも、万が一給湯器が故障してしまったときにも慌てることなく業者に修理を依頼したり、状態によっては給湯器を新しいものに交換したりといった正しい判断ができるはずです。

 

 

目次

給湯器が故障する原因になりやすいことって何?
・号数以上のお湯を使ってしまう
・天候が影響している
・そもそも給湯器が寿命を迎えている
給湯器の修理や交換については専門業者に相談しよう!

 

 

給湯器が故障する原因になりやすいことって何?

お風呂に入ったり、シャワーを浴びたりという、ごく普通の暮らしを送ることができるのも給湯器の働きがあるからこそ。とはいえ、私たちは知らないうちに給湯器が故障する原因になりそうなことを結構やってしまっています。

それが、以下でご紹介するような故障する原因になりやすいことです。

 

これが原因かも?「号数以上のお湯を使ってしまう」

給湯器が故障しやすい原因の一つが、「号数以上のお湯を使ってしまう」ということです。

「給湯器に号数ってあるの?」の疑問に思われる方もいるかと思いますが、実際に号数というサイズの違いにより、給湯器は各世帯で使い分けられているのです。

それでは、どうして号数が給湯器の故障と関係があるのかということですが、それは「号数により1分間にでるお湯の量が異なる」という特徴が関係しています。

たとえば、1~2人世帯の住まいであれば、基本的に1分間にでるお湯の量は16リットルの「16号」が最適だとされています。

ただし、さらに人数が増えれば一度にお湯を使う量も多くなるので、20号、24号・・・と、1分間にでるお湯の量は多ければ多いほど良いといえるのです。

だからこそ、16号の給湯器に対して、たくさんの人が同時にお湯を使ってしまえば問題ですし、家庭用の給湯器を業務用として用いることも、使い過ぎが原因で給湯器が故障してしまう可能性があります。

 

これが原因かも?「天候が影響している」

一口に給湯器といっても、仕様や特徴などはさまざまです。そのため、給湯器の使い方によっては屋内ではなく、屋外に設置して使う場合もあります。

屋外に設置して使うタイプの給湯器は、「天候が影響している」ことが原因となり故障してしまうことがあります。天候が給湯器に影響する場合は、とくに寒さが厳しい日、雨量や風速が強い台風の時期などです。こういった天候の日には屋外に設置した給湯器に大きな影響を及ぼしかねないため、給湯器が凍結して使えない、または給湯器の一部の部品に悪影響が生じて故障してしまうことがあります。

天候が影響しそうな地域にお住まいの場合は、給湯器の配管部分が凍ってしまわないように保温材を設置するなどして凍結対策をする必要があります。

 

これが原因かも?「そもそも給湯器が寿命を迎えている」

給湯器が故障してしまう原因はここで挙げるほかにもたくさんあります。

とはいえ、ここでご紹介するいくつかの原因は普段から使い方に気を付けて、対策を行うことで出来るだけ故障を防ぐことができるはずです。

給湯器の故障してしまう原因の一つに、「そもそも給湯器が寿命を迎えている」ということがあります。平均的な給湯器の寿命は約10年といわれています。そのため、給湯器の調子が悪いと感じたときには、その給湯器をいつから使っているのかを確認してみましょう。すでに設置してから10年以上経過しているような給湯器は、経年劣化により故障しやすい状態になっているのかもしれません。

長い期間使っている給湯器は故障個所を修理しても、また違う箇所が故障してしまう可能性も高いでしょう。そのため、こういったケースでは故障箇所を直すよりも、新しい給湯器に買い替えて交換取り付けをしてもらったほうが結果的にコストパフォーマンスが高くなることがほとんどです。

 

 

給湯器の修理や交換については専門業者に相談しよう!

長いあいだ使っていた給湯器が故障したときには、修理をするよりも新しい給湯器に買い替えて交換したほうが良いことがあります。

とはいえ、ものによっては使い方が良かったことから、修理できればまだ現役で使える状態の給湯器もあります。そのため、「修理にするか」、「交換にするか」という判断は、給湯器関連の専門業者に相談して確認してみたほうが良いでしょう。

修理をしないといけないと思っていたにも関わらず、実際にはフィルターが詰まっていただけ、ガス栓や水道栓が閉まっていただけというケースも多いので、不安なときにはまず給湯器の専門業者にお願いをして修理か交換かのアドバイスを受けるのがおすすめです。

 

 


まとめ

毎日何気なく使っている給湯器ですが、急に壊れてしまったときには本当にどうしたら良いかと焦ります。そういった時には、給湯器の故障原因になりやすいことや故障しやすい箇所について少しでも知っておくことができれば、「自分で何とかできる問題か」、「業者に依頼したほうが良い問題か」といったことも判断しやすくなるでしょう。

タイトるんるん