初心者でも安心!給湯器を交換するまえに知っておきたいベストな交換時期っていつ?

2017/12/05

 

給湯器からお湯がでなくて困っているときには、専門業者に依頼をして修理をしてもらうことを考えるのが基本です。ただし、故障した給湯器をあれこれ10年近く使っているようなときにはちょっと話が違ってきて、場合によっては給湯器を交換してしまったほうがトータルでかかる費用を安く抑えられることがあります。

そこで今回は、これから初めて給湯器を交換しようという方に向けて、給湯器を交換するまえに知っておきたい「給湯器を交換するタイミング」についていくつかご紹介します。

 

 

目次

給湯器を交換するタイミングってどんなとき?
・寿命が近付いて不具合が多くなってきたとき
・10年を目安に交換する
・同じ住まいに暮らす人が増えるとき
・光熱費が高いなと感じたら

 

 

給湯器を交換するタイミングってどんなとき?

一般的なガス給湯器の寿命は大体10年といわれています。

場合によっては、寿命よりも長く使えるケースもありますし、使い方次第では寿命を待たずに5年~8年頃で故障して使えなくなるケースもあります。

そのような時には、故障した給湯器を「修理に出すか、交換をするか」といった悩みが生じそうですが、ここでは給湯器を交換したほうが良い場合を参考に「給湯器を交換するタイミング」についていくつかご紹介します。

 

タイミング① 寿命が近付いて不具合が多くなってきたとき

給湯器を交換するタイミングの一つに、「寿命が近付いて不具合が多くなってきたとき」とうのが一つ挙げられます。

一般的には10年ほどが給湯器の寿命とされていますが、せっかく費用をかけて修理をしたとしても寿命が近い給湯器であればすぐにまた違う箇所に不具合を引き起こして修理が必要になってしまいます。

そのような場合には、給湯器を修理するよりも交換を検討されたほうが良さそうです。給湯器を修理するよりも、実際には交換をしたほうが「費用を安く抑えられる」、それに「パフォーマンスが向上して便利な機能で快適に暮らせるようになる」といった高い相乗効果も期待できます。

 

タイミング② 10年を目安に交換する

毎日のように使う給湯器が不具合を起こす頻度が増えれば、修理、または交換を考えたほうが良いでしょう。

そして、長いこと使っていても特に目立った不具合がないといった時にも、「10年を目安に交換する」といった考えもおすすめです。

給湯器の一般的な寿命といわれる10年を超えると、いつどのタイミングで給湯器が壊れてしまうかも分かりません。目に見えるような故障や異常が起きていれば分かりやすいですが、故障しているのに目に見える事象が起きていないことから気付かないで放置してしまっているケースも多いからです。

そのため、もし今後のことを考えてより安全に給湯器を使おうと考えているご家庭があれば、できることなら寿命を超えてしまうまえに新しい給湯器への買い替えを検討されたほうが良いかもしれません。

もし交換をせずに既存の給湯器を使い続けるというときには、専門の業者に依頼をして「定期メンテナンス」を受けることをおすすめします。専門家による点検を受けることで、修理の必要性や買い替えの重要性などを色々とアドバイスしてくれるのでおすすめです。

 

タイミング③ 同じ住まいに暮らす人が増えるとき

給湯器を交換するタイミングは、何も故障したときだけに限りません。

たとえば、「同じ住まいに暮らす人が増えるとき」には、いま使っている給湯器では供給が追い付かない場合があるため新しい給湯器に買い替えたほうが良いかもしれません。

給湯器の種類は、熱源や設置場所、そして号数の違いによって選び方を工夫することができます。

「号数」については、これまで全く気にしたことがなかったという方も多いのではないでしょうか。給湯器の号数は、数が大きくなるにつれて1分間に給湯できるお湯の量が増えます。そのため、1~2人暮らしの世帯であれば、1分間あたり16リットルのお湯が出る16号の給湯器がおすすめです。2~3人世帯であれば20号、4~5人世帯であれば24号の給湯器が人気です。

洗面所やお風呂場、キッチンなど、何人も一度にお湯を使った場合には、号数が小さな給湯器を使ってしまうと給湯できるお湯の量が少なくなってしまいます。ただし、そうなってしまえばとても不便なので、同じ住まいに暮らす人の人数に合わせて給湯器の号数を選ぶことが大切です。

 

タイミング④ 光熱費が高いなと感じたら

新しい給湯器に交換したほうが良いタイミングとして、「光熱費が高いなと感じたとき」というのがあります。

給湯器の機種によって、熱源や給湯システムなどにも違いがあります。熱源に関しては、ガス給湯器をはじめ、電気給湯器、さらには石油給湯器などがあります。最近では、エコを考えて作られた給湯器などもあるので、より光熱費を抑え、環境にも配慮した製品が増えています。

長いあいだ同じ給湯器を使っているご家庭によっては、その長い期間で「光熱費が高くなったからどうにかしたい」といった希望を持っている方も多いのではないでしょうか。

そのような時には、今使っている給湯器が故障していなかったとしても、より光熱費が抑えやすい給湯器に買い替えて交換することをおすすめします。電気代を抑えられるエコ給湯器だけでなく、最近ではガスを使った給湯器でも費用をできるだけ安く抑えられる製品もあるので積極的な交換をおすすめします。

 

 


まとめ

今回ご紹介したように給湯器を交換するタイミングは故障だけではなく、故障をして使えなくなってしまうケースを回避するためにも早い段階での交換を検討するのがおすすめです。

使い方によっては、一般的な給湯器の寿命である10年を越えても快適に使える場合もありますが、寿命を目安に早く新しい給湯器に交換してしまったほうがより効果的に給湯器を使うことができるはずです。

また、給湯器はメーカーごとに年々機能性の高い新しい製品が続々発売されています。そのため、光熱費を安く抑えたいときや、いっしょに暮らす人が増えるタイミングを狙って既存の給湯器から新しい給湯器への買い替え、そして交換をおすすめします。

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