結構多い!?給湯器のリモコンが故障したときの主な症状や修理について

2017/12/08

 

私たちの生活で欠かせないお湯を作るための給湯器の故障に関しては、お湯が出ない、お湯の温度が安定しないといった症状が起こることが多いですよね。

それともう一つ、必ずしも給湯器本体に問題が生じているだけでなく、場合によっては給湯器と付属の「リモコン」が故障しているケースがあります。

リモコンが故障してしまえば給湯器を動かすこともできませんし、場合によっては給湯器本体ごと新しい製品に交換しなくてはなりません。

そこで今回は、給湯器に関する故障の一つとして「リモコンに異常が発生したときの症状」や、「リモコンの故障を修理する前に知っておきたいこと」をいくつかご紹介します。

 

 

目次

給湯器のリモコン故障!?これって修理できるの?
・給湯器のリモコンが故障したときの症状について
・リモコンが修理できない!?その場合は交換が唯一の選択肢

 

 

給湯器のリモコン故障!?これって修理できるの?

お湯を温めるために使う給湯器が故障してしまうと、シャワーを浴びたくても浴びられない、お風呂に入りたくても入れないといった問題が起きてしまいます。

給湯器の故障の中でも、給湯器からお湯は出るのに「リモコン」が故障していた為に給湯器を作動させられないといったトラブルが生じる場合があります。

そういった時には、できるだけ早くリモコンを修理する必要がありますし、発売されてから時間が経っている給湯器であれば、リモコンだけを修理できない場合があります。そういった時には、給湯器の本体ごと新しく購入して交換しなければなりません。

 

給湯器のリモコンが故障したときの症状について

以下では、給湯器の本体ではなく、リモコンが故障してしまっている可能性がある主な症状に関していくつかご紹介します。

 

症状① 給湯器が作動しない

「給湯器が作動しない」原因の一つに、「給湯器のリモコンの故障」は関係している場合があります。

リモコンの液晶が付いていたとしても、リモコンの故障が原因で給湯器が作動しないことがあります。こういった場合には、給湯器本体は全く問題ないことが多いので、給湯器を使うためには早急にリモコンを修理してもらうことが先決です。

 

症状② お風呂場とキッチンどちらかのリモコン故障

お風呂にお湯を張ったり、たし湯をしたり、温度を調節したりと、給湯器のリモコンで出来ることはたくさんあります。

お風呂場とキッチンには、それぞれリモコンが設置してありますが、万が一どちらかが壊れていれば給湯器としての機能が使えなくなってしまいます。

たとえば、フルオートタイプの給湯器を使う場合には、キッチンから遠隔操作をしてお風呂にお湯を張ることが多い方もいるでしょう。そういった時に、「突然お湯が出ない」、または「給湯器の操作ができない」といった時には、リモコンの故障を疑ったほうが良いかもしれません。

場合によっては、よく使うキッチン側に取り付けたリモコンだけが故障しているだけで、お風呂場に取り付けたリモコンは全く問題なかったということもあるでしょう。そのため先ずは、一方のリモコンを使ってみて給湯器が作動しなければ、もう一方のリモコンを使って給湯器が作動するか否かを確認してみましょう。

 

症状③ リモコンに電源が入らない

明らかな異常があると分かるリモコンの故障として、「電源が入らない」といった問題があります。

リモコンに電源が入らないという状態は、もしかすると停電しているため、もしくは省エネモードになっているからかもしれません。

そのため先ずは、リモコンがきちんと作動するかどうかボタンを押して確認してみることが大切ですし、自宅が停電していないかといったことも同時によく確認してみましょう。

どちらの可能性も確認したうえで、まったく効果が見られないといった場合には完全にリモコンが故障してしまっている可能性があるので、早めに業者に依頼をして修理をしてもらったほうが良いでしょう。

 

リモコンが修理できない!?その場合は交換が唯一の選択肢

リモコンが故障してしまうと、「給湯器を作動できない」、「お湯を足せない」、結果的には「お風呂に入れない」、「シャワーを浴びられない」といった状況に陥ります。

そのため、リモコンに何かしらの異常が生じているときには、できるだけ早くリモコンを修理に出して、必要な場合にはリモコンを交換、または給湯器本体を丸ごと新しく買い替えて交換する必要があります。

 

○古い機種の給湯器リモコンは修理できない!?

給湯器本体に関しても同様ですが、「古い機種の給湯器リモコン」は基本的には修理できないケースが多いようです。

たとえば、10年ほど前に購入した古い機種の場合、リモコンを修理したいと思っても必要な部品がすでに生産されていない、残っていないことがあるため修理不可となってしまうのです。

修理不可であっても、もしもリモコンが残されていれば新しいものに交換することができるのですが、万が一リモコンの在庫がない場合には修理はもちろん、交換もできないといった困った状況になってしまいます。

 

○リモコンが修理できないと本体の交換も必要になる!?

給湯器のリモコンが修理できない、交換もできないとなった場合には、一体どうしたら良いのでしょう。違う機種のリモコンを使ったとしても、同じ製品でなければ機能が異なってしまうので機能しません。

ということは、残された道はただ一つ・・・、そう「給湯器の交換」です!

給湯器本体を新しい機種に一新すれば、リモコンも新しいものに一新されるので給湯器が使えないという問題は一挙解決します。とはいえ、給湯器の買い替えや交換取り付けには費用がかかってしまうので、リモコンの故障をできるだけ回避するには普段からボタンをやさしく押す、お風呂とキッチンのリモコンをどちらも同じくらいの頻度で押すといったことも大切なことです。

 

 


まとめ

今回は、給湯器の故障トラブルの一つである「リモコン故障」に関してご紹介しました。

給湯器のリモコンが故障してしまった場合は、修理できるときには修理したほうが良いですが、その製品の使用年数によっては修理ができず新しい同じ機種のリモコンを購入、またはリモコンが購入できなければ給湯器本体を新しく購入する必要があります。

多用する給湯器はもちろん、リモコンも故障しやすいパーツなので、普段から強く押したり、連打したりといったことがないように大切に使うようにしましょう。

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